銘酒館(有)酒の阿波屋  福岡県北九州市門司区清見2丁目16-27
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九州・熊本の人里はなれた美しい山間で、
ひっそりと地元の人々に愛され続けている幻の焼酎。

『桜の里』・・・『萬屋次兵衛』
松下醸造さんに行って来ました。
蔵元訪問記「松下醸造場編」へ


- - 文化元年(1807年)創業 - -

 九州・熊本県球磨地方は他の地域とは隔絶された独特の
「米焼酎」の焼酎文化圏をつくっています。球磨地方には約20蔵ほど焼酎の蔵元がありますが、なかでもこの松下醸造ざんは、最も古くからの蔵元です。

 酒(焼酎)は
水が命です。松下醸造さんの水はとても素晴らしい。球磨川の源流に蔵が位置するためその水を引いて焼酎を造っています。

 松下酒造さんの焼酎の素晴らしいところは、
地元の人に根強い指示を受けているというところです。これは松下さんの人柄もさることながら、全く手を抜かず本当に魂を込めて本物の焼酎を造り続けてきた証です。

 代表銘柄
「桜の里」の名前の由来は、この水上村には一万本の桜の木が植えられている桜の名所でもあるということです。
有限会社松下醸造場
熊本県球磨郡水上村

松下醸造場の焼酎一覧

桜の里
米焼酎

900ml/1100円
1.8L/1,885円
(10%税込)

萬屋次兵衛
かめ貯蔵
米焼酎

(限定品・品薄)

1.8L/2,800円
(10%税込)

櫻盛(さくらもり)
米焼酎古酒

(限定品)
720ml/1,650円
(10%税込)

萬屋次兵衛
(よろずやじへい)
1978年製ベース
米焼酎
(限定品)
720ml/・3,780円
(10%税込)

桜の里
麦焼酎古酒
(6年もの)

(完売御礼)

1.8L・・・1,995円

桜の里
そば焼酎古酒

(完売御礼)

1.8L・・・1,995円






桜の里(さくらのさと)・米焼酎  
900ml/1100円 1800ml/1,885円(10%税込)
在庫:有り

舌の肥えた地元の人から、絶大な指示を受けるレギュラー米焼酎。



■アルコール分:25%

一次仕込みは、蔵に埋め込んでいる昔ながらの甕で仕込みます。二次仕込みは、さらに米を掛けて量が増えるためにホーローのタンクで仕込みます。蒸留は米に由来する繊細な風味を逃さないように減圧蒸留機でおこないます。勿論、原料米は全て地元の球磨米です。

球磨地方の人々が愛する米焼酎「桜の里」はお湯割りにしても良し。ロックにしても良し。またストレートでこの焼酎の本来の持ち味をちびりちびり楽しむも良し。飲み方を選ばず美味しくいただけます。地元・球磨の人々のみに飲むことが許されていた幻の米焼酎です。非常に洗練された味わいで、飲み易く、どことなくフルーティーな仕上がりが、本当に丁寧に造られているということを物語っています。
(●●●『こんなに低価格なのに、こんなに素晴らしい焼酎でいいの?』というようなお客様の嬉しい悲鳴をよく頂きます。私も自信をもってご紹介できる素晴らしい数少ないレギュラー焼酎です。)



900ml(1100円税込)



1800ml(1885円税込)


           



 櫻盛(さくらもり)・米焼酎古酒(箱入り) 
 720ml・・・1,650円(10%税込)
■ 数量限定品
 在庫:無し(品切れ中)

時が造った贅沢を味わえます♪♪
■アルコール分:25%

 この「櫻盛」は、1988年製造ものをベースにブレンドされたのものです。
当時仕込んだ焼酎を大事に大事にタンクに眠らせておいて、絶妙のタイミングを見計らって商品化されました。当時としては珍しいたいへんこだわった「コシヒカリ」を原料にしています。

 口に含んだときの滑るように舌に馴染んでゆく感触は、他では絶対に味わえません。おすすめは、やはりストレートでじっくりと楽しんでもらいたいです。


 萬屋次兵衛(よろずやじへえ)・1978年ベース長期貯蔵古酒
   樫樽貯蔵・米焼酎原酒・古酒(箱入り) 

 720ml・・・3,850円(10%税込)
■ 数量限定品
 在庫:無し

* 超 限 定 秘 蔵 オ タ カ ラ 古 酒 *

■アルコール分:40%

 この「萬屋次兵衛」は、
1978年製造ものを50%以上含んでおります。まったく古酒の常識をくつがえす様なスーパーウルトラ古酒です。さらに絶妙な風味付けに約1年間樫樽に貯蔵しました。そのため色は琥珀色です。

 樫樽に1年間というのは、それ以上漬け込んでいると色が濃くなり過ぎてしまうからとのことでした。また、味についても1978年貯蔵焼酎のせっかくの素晴らしい熟成味が感じられなくなるので、1年で十分だと思います。*飲んだ感想は−−−例えばスコッチやモルトの○○年物なんかもいろいろありますが、これは本当にスゴかった。円熟味と言いますか、ひじょうにまろやかで優しく、柔らかく熟成焼酎の持ち味とかすかな樽の風味が口の中いっぱいに広がります。まずはゆっくりストレートで口の中全体で味わってみて下さい。次にロックで何ともいえない高貴な甘さが感じられますよ。「とっくに焼酎の粋を超えています」
≪神奈川県・釜蔵様のご感想≫
 お世話になっております。早速ですが、天の邪鬼原酒を飲みました。思っていたよりもマイルドに仕上がっていると思いました。勿論芋の香りと麦麹の絶妙なマッチもよりストレートに感じました。つまみのいらない旨みと香り、喉越しを楽しめました。一緒に納品のあった
萬屋の原酒の古酒も飲みました。こんな米焼酎飲んだこと無い位の衝撃を受けました。27年もの前、昨今の焼酎ブームなど想像つくはずもないのに、これだけのものをその当時に創り、今自分が飲めることを幸せに感じています。やるな!松下醸造って感じです!!天の邪鬼も熟成したらどのくらいの味になるか気になって仕方ありません。ぜひ古酒のご検討を・・・(生意気なことを言ってすみません) それではまた・・・

 萬屋次兵衛・かめ貯蔵米焼酎 
 1800ml・・・2,800円(10%税込)
■ 数量限定品
 在庫無し×(品切れ中)

これぞ、松下さんの隠し玉!!

■アルコール分:25%
■原料米:地元の球磨米100%

 上記の「萬屋次兵衛1978年」がオタカラ級ならば、コチラは超レア物級。蔵の宝として江戸時代から代々受け継がれている地中に埋められた大甕(かめ)で、3年以上寝かせてから瓶詰めされます。毎年生産されますが、その数は本当に限られたもの。あまりにも数が少ないため、特約酒店間の取り合いになっているようです。お蔭様で当店にもようやく入荷が許されました。

 ひじょうに上質の米焼酎です。「桜の里」がさわやかタイプならば、コチラはまろやかタイプです。これぞ米焼酎・球磨焼酎を存分に堪能できる素晴らしい味わいの仕上がりです。やはり、松下さんはスゴい。
お支払方法    送料  ギフト使用(箱入り)に


 桜の里・麦焼酎古酒(6年物) 
 1800ml・・・1,995円
■ 数量超限定品
 在庫無し×
(蔵元の在庫が底を突きました・完売御礼)

こんな掘り出し物があったなんて---舌に吸い付くように馴染む麦焼酎古酒。

■アルコール分:25%

 松下酒造さんでは、メインはもちろん米焼酎です。しかしななな〜んと麦焼酎がありました。今までに2回ほど造られたそうです。1回目はあの米不足の10数年前に。そして2回目は6年前です。今回のものはその2回目のものです。

 この麦焼酎は、わずか1年の仕込み分だけですから、全くセールスを掛けずに、極親しい酒屋に案内して売ってもらっていただけだったそうです。そういう訳で、わずかながら今も在庫があって、今回当店にも特別にご案内していただきました。これはタンク貯蔵もので、すでに6年が経過しております。残りのタンクの数も少ないので、これからも蔵元サイドとしてはあまり売りたくないようです。


 ●飲んだ感想・・・
 他の麦焼酎数アイテムと一緒に飲み比べました。やはり6年ものです。舌への馴染みかたがスゴい。群を抜いていました。本当に舌に吸い付くように馴染んできます。角も取れて丸みも素晴らしい。ロックで軽快に飲むのもいいのですが、このお湯割りは、堪えられません。「ん〜。しみじみと旨い。」

≪超限定のそば焼酎「桜の里」。 松下社長の道楽で造りました≫



 桜の里・かめ貯蔵そば焼酎古酒 
 1800ml・・・1,995円
■ 数量超限定品
 在庫無し×
(蔵元の在庫が底を突きました・完売御礼)
松下社長自らラベルを手貼り→→

「そば焼酎」の長期かめ貯蔵。 原料の良さ&造りの良さ

■アルコール分:25%

 この焼酎は、なんと松下社長が6年前に道楽で、わずか6甕だけ仕込んだものです。現在はもう3甕分しか残っていません。もともと製品化や採算ベースなど全く考えていなかったものだったそうなので、ラベルも注文のたびにパソコンのプリンターで印刷して社長自ら手貼りしています。そういうことで、今までは地元のたった1軒の酒屋にしか卸していなかったそうなのですが、幸運にも今回、当店に卸していただけることになりました。こんなにスゴイ焼酎を紹介できるなんて私は幸せです。

 そば焼酎というと、大手メーカーが殆ど独占のようにやっております。まさしくこれはオタカラ級でしょう。原料となる「そば」も地元・水上村の山奥で地元の方が栽培したものを、なんと手刈りし、竿掛けし、丁寧に皮剥きしたものを使っています。そして手造りで甕で仕込んで貯蔵。現段階で6年もの。これがさらにどんどん熟成していきます(売り切れれば、そこで終わりですが。)こんな「そば焼酎」は大手メーカーから言わせると、全く考えられないことです。

 ●飲んだ感想・・・
 やはり甕での熟成を物語るかのように、ひじょうに角がとれてすんなりとやさしく入ってきます。ひじょうに質の良い「そば」です。どちらかというと、ストレートやロックよりもお湯割りでその良さをしみじみと感じられました。


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