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◆蔵元訪問記 「大海酒造」◆



 大海酒造さんは、鹿児島県鹿屋市にある焼酎の蔵元さんです。平成十三年の1月に訪問してまいりました。地元・鹿屋では大手で、規模のかなり大きいメーカーさんでした。今までは主に地元の人達に飲んでもらうための焼酎(地焼酎)を造ってこられましたが、近年、品質的にもたいへん素晴らしい「海王」「海」「くじら」という芋焼酎を開発し、世に送ったところ、大変な人気となっております。これらの焼酎を生み出した山下常務と焼酎について熱く語ってきました。

 実はこの日は、訪問日程の行き違いがあって、お会いするはずだった山下常務が鹿児島市へ出張に行かれていました。「もし、お会い出来なかったらどうしよう」と困っていたら、携帯で連絡をとっていただいて、なんと中間点の桜島付近で、お互いの位置を携帯で確認しながら出会いましょうということになりました。初対面なので無事に会えるのだろうかと不安でしたが、ちゃんと会えてよかった。しかし結局また、鹿屋まで戻ってなんと山下常務顔なじみの居酒屋でご馳走になってしまいました。その後も洒落たショットバーに連れて行ってもらい、常務がバーテンに「いつものやつを!」というと、なんと「さつま大海」のお湯割りが出てきました。この日の夜は南国鹿児島といえどもかなりの冷え込みで、そんな時にこの「さつま大海」お湯割りは最高でした。「常務!たいへんお世話になりました」。

 そして、その日は地元・鹿屋の「太平温泉」に泊まりました。これがまたとってもいい湯でして、、、。また行きたい! (*^_^*)
 



 焼酎工場の中です。とても大きな規模でした。
芋焼酎の仕込みはすでに終わっており、麦焼酎のもろみがタンクの中でブクブクしていました。
 ここには写っていませんが、奥に芋焼酎の貯蔵タンクがありました。そこで女性の従業員の方が数人でせっせと、手でフーゼル油(芋焼酎特有の油)をこしとっていました。毎日毎日丁寧にされるそうです。

 写真左のかたが榎木社長さんです。非常に温厚で優しいかたでした。こちらでは、麦焼酎もかなり造られているとのことでした。その麦焼酎の殆どが、大分に桶売りされているそうです。
【大海酒造さんしかり、鹿児島の焼酎メーカーさんの多くは、麦焼酎も造っており、大分方面に出荷されているそうです。】

 私と家内です。 手前が仕込みタンク。奥の一段高いところに貯蔵タンクがあります。貯蔵タンクの中から麦焼酎の原酒(貯蔵は原酒でされるので)と、芋焼酎の原酒をヒシャクですくって飲ませていただきました。まず、麦の方は非常に味わいとまろ味があって美味しかった。また、芋はビックリしました。これが本当に芋なの!?と勘違いするほど爽やかでクセが無い。家内もあまりの美味しさに目が点になっていました。


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