◆蔵元訪問記 「松露酒造」◆
PART2


 新設された貯蔵所です。蔵の敷地内にあります。左のタンクにも焼酎が入っています。 ≪貯蔵所の内部≫
 現在、大きなタンクが3つありました。このタンクは、とある日本酒の蔵元さんからの払い下げだそうです。新品でタンクを購入すると極めて高い価格なのですが、安くで譲ってもらったそうです。しかし、輸送費が高くて思ったより高くついたそうな・・・!?(今、日本酒業界は酒が売れなくて、規模の縮小や廃業が多いのです。そういうことで、このようにタンクを売ったりする蔵元さんもあるようです。)

 このタンクの中身は、なんと常圧蒸留の麦焼酎だそうです。まだ商品化しておりませんが、きっちり最低3年は熟成させて商品化する予定だそうです。「楽しみ〜!」

 瓶詰め作業場です。最近の芋焼酎の売れ行きは非常に好調なため、皆さん忙しそうにお仕事されていました。  1本1本、丁寧に異物の混入や瓶のワレがないかチェック。

 ≪焼酎カス処理プラント≫
蔵の向かいに、焼酎カス処理のプラントが造られました。今までは、焼酎カスは海洋投棄されていましたが、海の汚染等の問題から出来なくなりました。松露さんでは莫大な費用を掛けて、焼酎カスを有効利用するための、プラントを建設しました。処理前の焼酎カスは、なんとも臭いヘドロのような臭いがしました。幾つもの複雑な処理を経て、有機細菌を含んだ水と繊維状のカスに分解されます。有機細菌水は医学的に有効に使えるものになるそうです。
 これが、最終的なカスです。カスといっても栄養分を豊富に含んでおり、飼料として使われます。


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