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◆一日焼酎塾・参加◆

 平成15年7月14日に杜の蔵(福岡県三潴町)さんで、特約酒販店向けに、「一日焼酎塾」が開講されました。

 私たち酒屋は、焼酎を販売しているのですが、本当に焼酎のことが分かって売っているのであろうか・・・?原点に立ち返るべく焼酎造りの工程をわずか一日ではありますが、しっかり教わってきました。

 杜の蔵さん、本当にありがとうございました。


 今回は、杜の蔵の人気上昇中の焼酎である「豪気・初留取り麦」の製造を体験させていただきました。


 蒸し機です。この機械で自動的に原料(今回は麦)が蒸されて出てきます。さらに、この蒸された麦に麹が振り掛けられます。  蒸した麦です。食べてみました。けっこうイケる。(美味しい)
この麦は、福岡県内産の「ニシノチカラ」という二条大麦です。65%精麦されています。

 日本酒を造る上では精米は重要だが、麦焼酎を造る場合は磨けば磨くほど良くなるというものでもないらしい。65%という数値は、麦の腹部に条溝(ヘコ、フンドシ)という部分があって、この部分を取り去ればよいのである。従って65%で十分である。

 これが、麹の入った袋です。これは白麹です。  育麹機。この中は、適度な気温と湿度で管理され、麹が育てられます。

 発酵中のモロミの入ったタンクです。これは、4日目のモロミ。品温(モロミの温度)は28℃です。活発に発酵が進んでいます。  これは、14日目のモロミ。品温は22℃です。やや発酵力も弱くなってきています。

 上記の14日目のモロミです。飲んでみました。かなり酸っぱいです。クエン酸が相当効いています。ハチミツでも入れたらけっこう飲めそうです。アルコール度数は17%です。(ちなみに、モロミは健康に良いそうです。)  これは、別の米麹です。発酵をはじめて6日目のものです。まだ米の粒がハッキリ残っています。

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