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◆「花の露」商品紹介のページ |
◆蔵元訪問記 「花の露」◆ |
平成16年10月17日に福岡県三潴郡城島町にある清酒&焼酎蔵「花の露」さんに行ってきました。
その時の様子を断片的ではありますが、アップいたしました。バーチャル蔵見をお楽しみ下さい。
渇ヤの露さんのある城島町は、九州屈指の酒処で、町内にはたくさんの酒蔵がひしめきあっていた。しかし時は流れ、日本酒需要の落ち込みや、灘や北国の酒に押され、今では数蔵を数えるほどになっている。この酒蔵の町にあって渇ヤの露(旧社名・冨安本家)は老舗中の老舗。「花の露」は、地元福岡では知らない人がいないくらい有名な清酒でした。 日本酒需要の落ち込みで、各蔵元は会社(蔵)を継続していくために、様々な策を講じている。渇ヤの露(旧社名・冨安本家)さんが取った策は「焼酎の強化」。それまで焼酎の販売については、主に大手焼酎メーカーへの桶(おけ)売り(自社で瓶詰めして製品化するのではなく、他メーカーに売り、他メーカーの製品として販売する)が専門だったそうです。しかし数年前に後継者の冨安拓良専務が後を継がれてからは、自社ブランドで良いものを造る方向へと転換されています。 ≪さらに冨安拓良専務は、日本酒についてもあっと驚くプランを計画されており、現在進行中。これまた楽しみ!≫ 蔵元訪問の日は冨安拓良専務にお会い出来ました。専務自ら蔵の中を案内してくれました。ちなみにまだお若い方で、30代前半だそうです。驚いたことになんと、あの東京大学のを卒業され、暫くは商社で働いておられたそうです。さすが優秀な方です。彼のお考えはこうです。@「買って下さいでは、今の時代売れません。ではどうするかというと、『売ってください』と言ってもらえるものを造りたいと思っています。」そのため、彼はそれまでの蔵の体制を大幅に変えたそうです。何を変えたかというと、まず営業の人員を大幅にカットし、その分製造の人員を大幅に増やしたそうです。まさに良いモノ造りへの取り組みです。この専務が指揮を執る花の露さん。これから目が離せません。期待大です!!! |
蔵の入り口にぶら下がっている巨大な酒林(さかばやし)(杉玉とも言います)です。これは日本酒の造り酒屋には全国どこにでもあります。日本酒が出来上がった頃に杉の枝葉を集めて球形に作ります。 昔は、これが造り酒屋の軒先に掛かると「今年も新酒が出来たな。」とすぐ分かるようにしていたそうです。また、初めは緑色ですが、秋頃になると次第に茶褐色に変色していきます。この色加減で、「あぁ、酒が熟成してきたな。」と一目で分かるようになっていました。 それにしても、この酒林は巨大です。私が今までに見たものの中でダントツにデカイ。 (下に写っている人と比較してみてください。その大きさが分かるでしょ。ちなみに下の人物は私の妻と娘です。) |
花の露さんは、老舗中の老舗で、かつては清酒の石高(生産量)が九州ナンバーワンだったと思います。蔵の規模は巨大で、昔造りの木造の工場のようです。 ここは、蔵の2階です。仕込みタンクの口の部分が見えています。1回は瓶詰めラインや倉庫。仕込みの作業はこの2階で行われます。 これだけ大きな木造建築物はめったにお目にかかれません。これだけでも文化財級です。 |
これは、仕込みで使う道具です。 棒のようなものは「櫂(かい)」といって、これでモロミをかき混ぜます。アルミ色の桶のようなものは暖気樽(だきだる)といって、この中にお湯を入れてモロミの中に入れます。これでモロミを暖めます。つまり温度管理のために用います。 |
これは不思議な階段です。昔は樽酒の出荷が多かったそうで、この上の部屋には樽が配置されていたそうです。 その出荷のために、このなだらかな階段が作られました。この階段の上を樽を転がして降ろしていたそうです。 |
ここは、蔵に併設されている最近出来たギャラリーです。冨安本家の日本酒や焼酎(商品)がセンスよく陳列されています。 | ここは、仕込み蔵と道路を一つ挟んでいる所です。仕込み蔵から道路の上(頭の上の高いところ)をパイプを通って焼酎モロミが送られますそしてこの蒸留器へと到達します。 |
これは、蔵の裏の風景です。この畑なんだと思います?実はこれは芋畑なのです。「黄金千貫」です。 渇ヤの露さんでは4年前から芋焼酎の開発に取り組んでおられます。その原料となる芋は、この畑もそうですが、全て地元・城島町で栽培されています。 単純に考えれば、鹿児島や宮崎から芋を買えば済むのですが、本当の意味での福岡産・福岡発の芋焼酎を実現するべく、地元にこだわっています。 |